株価分析(住宅建設)

積水ハウス(1928)の株価を分析【高配当銘柄】

積水ハウス(1928)の株価を分析していきます。

 

積水ハウスを5つのポイントで説明

  • 国内着工戸数NO1、累計建築戸数世界NO1
  • 売上の主力は住宅の建築請負ビジネスだが、バランスの取れた売上構成
  • 自己資本比率50%、高ROE、ROAと財務も経営も優良企業
  • 自社株買いや10年連続増配予定していて、株主還元にも積極的
  • 2170円付近を待って買いたい

 

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積水ハウスの概要

積水ハウスは、現在までの累計建築戸数は世界NO1の246万戸で、国内で住宅着工戸数もNO1の住宅メーカーです。

 

住宅メーカーの中でも、よく比較されるのが国内首位の売上規模を誇る大和ハウスです。

 

大和ハウスの方が売上規模は大きいのですが、大和ハウスは非住宅分野に強みを持っています。

 

住宅着工件数で見ると積水ハウスが国内首位になります。

 

 

ESG活動にも積極的に取り組んでいて、様々な機関から評価されています。

 

 

国際ビジネスでは、1960年よりオーストラリアにプレハブ住宅を輸出。

 

早い段階から海外に目を向けてアメリカ、オーストラリア、イギリス、中国等に進出しています。

 

現在海外の売上の主力は安定的な人口増加が見込めるアメリカです

 

2017年にはアメリカの住宅会社「ウッドサイドホームズカンパニー」を買収しており、2022年度には3100億の売上を見込んでいます。

 

 

非住宅分野では、2018年に世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」と連携して、地方創生事業の「Trip Base 道の駅」を展開

 

道の駅に隣接するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」を2020年10月より4府県8施設で開業していて、2022年春までに6府県15施設を順次開業する予定にしています。

 

積水ハウスの強み

引用:積水ハウス

 

 

事業セグメント

積水ハウスは、4つのセグメントから成り立っています。

 

引用:積水ハウス

 

積水ハウスの売上構成比率(2021年1月期)

引用:積水ハウス

 

売上の主軸は住宅事業になります。

 

しかし各ビジネスの割合が非常にバランスが取れているのがわかります。

 

また海外事業が住友林業とほぼ同じ3900億円あり、まだまだ伸びしろが期待できます。

 

 

株価の推移

月足10年チャート

引用:株探

 

週足5年チャート

引用:株探

 

株価指標

  • PER:11.1倍
  • PBR:1.13倍

 

建設業の平均PERが13.4倍、PBRが1.2倍なので、他のディベロッパーと比べると少し割安と判断されています。

 

チャート分析

月足10年チャートを見ると、2014年1月の高値1570円付近が近年の下値のめどになっています。

 

コロナショックの2020年3月の時期でも1550円で下げ止まっているのが分かります。

 

日足9か月チャートを見ると最近の高値は2160円前後になります。

 

しかし、6回2160円付近で押し戻されています。

 

3月5日の決算発表では、過去最高売上高更新、増配、自社株買いと言ったサプライズ決算だったのにも関わらず、終値は2150円でした。

 

日本株全体の地合いに引っ張られて3月中に2438円まで上昇したのですが、現在下落傾向にあります

 

 

業績と収益性の推移

売上高と営業利益

引用:株探

 

5年連続増収で売上の過去最高は直近の2021年に2兆4469億円、経常利益の過去最高は2020年の2052億円

 

21年の決算予想では売上高は6期連続増収、経常利益は、2020年度には届かないものの今期比107%の増収増益予想です。

引用:積水ハウス

 

これは、第5次中期経営計画の売上と営業利益目標です。

 

21年度1月期決算短信で22年の目標を売上高2兆5520億円、営業利益2000億円に下方修正しています。

 

 

経営効率

引用:株探

 

  • 営業利益率:7.84%
  • ROE:10.18%
  • ROA:5.14%
  • EPS:198.3円

 

建設業の平均ROEは11%、ROAは0.6%なので、経営効率の良い企業です。

 

建設業の平均営業利益率は7.3%なので、大手ハウスメーカーの中でも平均的な企業です。

 

 

財務状況

引用:株探

 

  • 自己資本比率:50.5%
  • 有利子負債倍率:0.42倍

 

建設業の自己資本比率の平均が44%に対して大きく上回っています。

 

有利子負債倍率は1倍以下なので健全な会社です。

 

 

中期経営計画

引用:積水ハウス

 

 

配当金の推移と株主優待

配当金の推移

引用:バフェットコード

 

  • 配当金:86円
  • 配当利回:3.89 %(21年4月30日終値)
  • 配当性向:43.3%

 

現在の配当金は1株84円で建設業の中でも高配当銘柄になります。

 

直近10年で見ると2012年から9年連続増配していて、2021年はさらに2円増配して86円を予定してます

 

中期経営計画にも22年1月までの配当性向を40%以上で継続的な配当成長を目指しています。

 

自己株式取得にも積極的で、22年1月31日までに800万株を上限として自己株式取得を決定しています。

 

株主優待

1000株以上保有で、新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kgがもらえます。

 

最低200万円以上の資金が必要なのでかなりハードルは高いですね。

 

 

まとめ

積水ハウスを買うなら、2170円の下値をしっかり反発するのを確認してからか、2000円位で段階的に買いたい。

 

財務状況や経営効率が優良で、自社株買いや連続増配も行っています。

 

配当性向も42%と余力もあるので配当目当ての保有にもオススメ

 

 

新規住宅着工戸数はこれから確実に減っていくので厳しい状況が予想されます。

 

大手ハウスメーカーは、一戸当たりの価格が高価なので国内の売れ行きにも疑問を持っていました。

 

しかしセカンドブランドの「セキスイハウス ノイエ」を用意して、ターゲットをさらに拡大しているます。

 

今後も国内戸建て首位は変わらず、さらに強みの顧客基盤を活用して、リフォーム工事やストック事業もこれからまだまだ伸びていくと思います。

 

またアメリカ、オーストラリアといった人口増加が見込めるだけでなく、木造建築が主流の国に注力しています。

 

住友林業がアメリカ、オーストラリアでの戸建て販売が大きく伸びているので、積水ハウスも同様に期待できます。

 

 

マリオットとはこれまでに「セントレジス大阪」「ザ・リッツ・カールトン京都」「ダブリュー大阪」「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」も手掛けています。

 

今後の、道の駅プロジェクト以外にも非住宅分野での伸びしろにも注目です。

 

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