株価分析(建設業)

スーパーゼネコンの決算ランキング【2021年】

上場しているスーパーゼネコン4社を2021年3月期の決算を元にランキング形式で発表します。

 

 

ランキング結果

大成建設

鹿島建設

大林組

清水建設

 

大成建設(1801)

引用:大成建設

 

  • 売上高:1兆4801億円
  • 経常利益:1359億円
  • 利益率:8.82%
  • ROE:11.63%
  • ROA:4.92%
  • 自己資本比率:44.9%
  • 有利子負債倍率:0.26倍

 

21年度決算で最も利益率、ROA、自己資本比率が高かったのが大成建設です。

 

22年度も利益率はトップを維持予定です。

 

しかし経営効率面では、鹿島建設に少し引き離されてしまいそうです。

 

大成建設の特徴

  • 海外事業は、アジアや中東を中心に展開
  • 「ボスポラス海峡横断」工事を代表に、大型土木工事に強み
  • 国内の法定開発案件は、大手ゼネコンの中でNO.1の実績

 

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鹿島建設(1812)

引用:鹿島建設

 

  • 売上高:1兆9071億円
  • 経常利益:1397億円
  • 利益率:6.57%
  • ROE:11.82%
  • ROA:4.54%
  • 自己資本比率:40.4%
  • 有利子負債倍率:0.26倍

 

21年度決算で売上高と経常利益でトップの座を奪ったのが鹿島建設。

 

利益率では大成建設に劣りますが、ROEはトップでした。

 

22年度も売上高、経常利益額、経営効率でトップを維持予定です。

 

鹿島建設の特徴

  • 22年度も売上高と経常利益共に1位をキープ予想
  • 総売上の25%は海外事業
  • 海外事業はアメリカに強みを持っている
  • 五洋建設と寄神建設と共同で洋上風力建設用の船を建造中

 

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大林組(1802)

引用:大林組

 

  • 売上高:1兆7668億円
  • 経常利益:1287億円
  • 利益率:6.97%
  • ROE:11.3%
  • ROA:4.39%
  • 自己資本比率:41.0%
  • 有利子負債倍率:0.21倍

 

21年3月期決算では、売上高と経常利益で首位の座を奪われたのが大林組です。

 

22年3月期決算予想では、売上高と経常利益共に2位を予想です。

 

大林組の特徴

  • 国内の建築事業は、首都圏や関西圏の都市開発に強み
  • 海外事業は、アメリカやカナダの北米に強み
  • 今後は、海外事業と再生可能エネルギー事業に注力

 

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清水建設(1803)

引用:清水建設

 

  • 売上高:1兆4564億円
  • 経常利益:1054億円
  • 利益率:6.88%
  • ROE:9.99%
  • ROA:4.05%
  • 自己資本比率:42.7%
  • 有利子負債倍率:0.52倍

 

最下位は清水建設ですが、ファンダメンタルが特に悪いわけではありません。

 

他の3社と比べると経営効率では少し差が出ていますが、それ以外はあまり変わりません。

 

清水建設の特徴

  • 売上の主軸は、国内建築で売上の70%を占める
  • 歴史的建造物、医療関連に強み
  • 今後は国内外での不動産開発に注力
  • 超大型洋上風車の建設に対応できる世界最大級の船を建造中

 

 

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まとめ

スーパーゼネコン4社の中で、22年3月期は鹿島建設に期待。

 

基本的にスーパーゼネコン4社は、どの企業も財務体質と経営効率が高いです。

 

 

清水建設は、堅実経営で無理に受注をしない事で有名ですが、近年は売上高や利益率で苦戦しています。

 

特に2年連続の減収減益のインパクトは大きいです。

 

事業内容は国内の民間建築の比率が高く、医療関連に強みがあるので今後も手堅い印象です。

 

さらに中期経営計画では、収益事業である不動産開発に注力をしています。

 

 

21年度の利益率と経営効率が高かったのは大成建設でした。

 

国内の再開発案件とアジアや中東を中心とした海外の建築土木工事の需要は期待出来ます。

 

 

しかし22年度3月の決算予想は、全て鹿島建設がトップの座を奪う見込みです。

 

また鹿島建設は、日本のゼネコンの中で一番先に海外に進出しています。

 

その中でも特にアメリカに強みを持っています。

 

将来的には、海外の比率を40%から50%まで引き上げる事を視野に入れています。

 

 

アメリカに強みを持っている事でいうと、大林組も北米に強みを持っています。

 

実際にアメリカとカナダで、建築系ゼネコン1社と土木系ゼネコン2社を買収しています。

 

 

4社ともビジョンや強みは全く違いますが、様々な魅力や将来性を感じます。

 

財務も優良で配当も3%前後なので、高配当銘柄としてポートフォリオに検討して頂きたいです。

 

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