今年の9月に車を乗り替える事になったので、候補の車の比較や実際につけたオプション等を書きました。
子育てをされていて車の買い替えを検討している方にお役に立てれるような記事になっています。
最後まで読んでもらえると車好きの僕が各メーカーの車を試乗した感想だけでなく、特徴も分かります。
また見積金額と下取金額、値引額も書いているので参考にしてもらえればと思います。
車を乗り替えるようになったきっかけ
車を乗り替える事を考えるようになったきっかけは、昨年の12月に愛娘が産まれたからです。
出産や子育てを機会に検討されている方は多いと思います。
嫁さんは、親族や友人がスライドドアのミニバンを所有していたのもあって子供が産まれたら絶対にスライドドアがいいと言っていました。
僕自身は、いつかスライドドアにせなあかんねやろなーと思いながら、初めて新車購入したので愛着もありながら手放したくないのが正直なところ。
しかし、一番の問題はローンの残債がある事でした。
我が家は、かもちゃんの普通自動車と嫁さんの軽自動車の合計2台を所有しています。
スペックは以下の通りです。
かもちゃんの車
トヨタ クラウンアスリートHV (2015年式)
走行距離…50000KM
令和4年5月までの車検付
銀行ローンの残債は2020年7月時点で50万円
嫁さんの車
ダイハツ ミラココア (2013年式)
走行距離…56000KM
令和3年5月までの車検付
銀行ローン等の残債無し
車種の候補
嫁さんの要望は、「スライドドアなら何でもいい!!」、「二列目のフリップダウンモニターはオプションで必須!」
ただし、中古車は不可だったので展示車などの新古車は有が条件でした。
かもちゃんの要望は自動運転機能がついている、軽自動車は不可(理由は、帰省時の長距離運転時のパワー不足で運転に疲労が出る為)が条件です。
二人の要望を合わせた上で車種の候補は以下の4つになりました。
トヨタ アルファード SCパッケージ
言わずと知れた、トヨタのLLクラスの高級ミニバンです。
グレードにもよりますが、乗り出し価格は約400万からです。
- レーントレーシングアシスト(車線の中央を走るようにハンドルをサポートしてくれる機能)
- ロードサインアシスト(道路標識を認識して知らせてくれる機能)
- レーダクルーズコントロール(走行スピードと前の車の車間距離を考慮して自動的に距離を保ってくれる機能)
試乗もした感想ですが、車内のスペースと居心地の良さ、静粛性は抜群です。
また2.5Lのエンジンなので、パワー不足はあまり感じません。
安全性能は特に問題ないのですが、自動運転機能と言う点では、少し日産のセレナの遅れています。
トヨタ ヴォクシー 煌
こちらもトヨタを代表するミニバンです。
特徴は、アルファードに比べて乗り出し価格が300万からです。
- レーンディパーチャーアラート(白線を逸脱するとアラーム等の警告で教えてくれる機能)
- 先行車発進告知機能(信号待ちなどで前の車が発進したことに気づいてない時にアラーム等で教えてくれる機能)
試乗した感想は、室内空間は思っているより広く、3列目も窮屈な感じはしません。
エンジンは2Lなので、アルファードに比べるとパワー不足は感じますが街乗りメインだと問題はありません。
しかし、高速道路等の運転中は少しうるさく感じてしまいます。
また安全機能面では、レーダークルーズコントロールや自動運転機能がないのが少し悩みどころではないかと思います。
日産 セレナ
こちらは、今一番自動運転機能がすすんでいる車で、プロパイロット機能が搭載されています。
セレナの乗り出し価格は300万からです。
- ハンドルを自動制御で中央車線をキープした走行
- 車間距離をキープした走行
- 前の車の動きに合わせて自動停止と自動発信
試乗した感想は、自動運転のプロパイロットには最初は違和感で怖かったのが正直な感想です。
しかし所有者の友人は、「最初は慣れなくて違和感しかなかったけど、慣れるとこれほど楽なものはない」と言っていました。
特に、高速道路を運転中に子供が泣いたりして気を取られる時や長距離運転で疲れが出てきた時に一瞬の油断や気を取られた時もプロパイロット機能がしっかりハンドル操作してくれるので、今までよりさらに高速道路の運転が楽になり疲労が少ないとの事です。
エンジンは2Lと1.2Lのハイブリッドです。
試乗したのは1.2Lのハイブリッドですが、こちらもヴォクシーと同じで街乗りでのストレスはあまり感じられませんでした。
室内空間に関しては、1.2L~2Lまでのエンジンのミニバンで広さNO.1と言う事もあって申し分ないです。
ホンダ ステップワゴン
こちらもホンダを代表するミニバンではホンダセンシングが搭載されています。
乗り出し価格は300万からです。
- 車線逸脱抑制機能(車線を逸脱しそうになると車線内に戻るようにハンドル操作をサポート)
- 標識認識機能(道路標識を認識してディスプレイに表示)
- アダプティブクルーズコントロール(走行スピードと前の車の車間距離を考慮して自動的に距離を保ってくれる機能)
- サイドビューサポートミラー(運転席から見えない左フロントタイヤの前方を映し出すミラー)
試乗した感想は、室内空間はヴォクシー、セレナと同じく問題はありませんでした。
エンジンはまさかの1.5Lですが、ターボとVTECがついているのでパワー不足は感じられませんでした。
自動運転機能ではセレナのプロパイロットには劣るものの、十分な安全運転機能が搭載されていてバランスがいいと思いました。
また、サイドビューサポートミラーは駐車や狭い道が苦手な方には、助かる機能だと思います。
車種の決定
アルファードがかもちゃんの第一候補です。
この大型ミニバンなら子供が大きくなってからも広々と使える点や、プロパイロット機能には劣りますが、充実した安全機能がついています。
しかし、ショッピングモールや地下駐車場など狭いところの駐車はかなり苦労が予想されます。
ヴォクシーですが、維持費は当然安くいいのですが、2021年の春ごろのフルモデルチェンジ予定です。
その車にはアルファードを超える安全運転機能や自動運転機能が搭載される予定なので、今買うのはもったいない気がします。
安全運転機能と運転のしやすさと価格帯で比べると圧倒的にセレナになります。
我が家が決めたのは、エスクァイア ブラックテーラードエディションでした。
つまりヴォクシーの姉妹車です。
トヨタ車にした理由は、僕の乗っていたクラウンもトヨタだった事と、会社に来てくれるトヨタのディーラーの営業がいた事で、相談しやすい営業マンが2人いた事です。
その中でなぜエスクァイアにしたかと言うと最初はアルファードしか選択肢はなかったです(実際に嫁さんを毎日説得して許可も貰ってました)。
しかし、アルファードの見積の合計金額が580万。
下取りは良くても200万と考えていたので380万をローンするとなると返済が厳しくなる点で、ヴォクシーにしました。
維持費とローン支払いのバランスで、ヴォクシーにしました。
しかし、当日嫁さんから、エスクァイアの方が可愛いからエスクァイアで!
(え?そこ??)
となりながら最終の商談中に急遽変更になりました。
残価クレジットかローンか
ディーラーの営業マンから「今は現金一括よりも残価クレジットを選んでもらえれば、値引も頑張れるので、ディーラーローンするなら残価クレジットしてもらいたい。」と言われました。
残価クレジットは、あらかじめ購入する車の3年後や5年後の残価を設定して、車両価格よりその残価を引いた金額を分割払いする方法です。
メリットは月々の返済額を低く抑える事ができます。
デメリットは、3年や5年等の設定期間に返却するか、残価を一括で支払い買い取る。
しかし次回の車の乗り換えには下取り車の査定はありません。
今回は僕と嫁さんの車の2台を下取りに出せるので、残価クレジットにすると毎月の返済は数千円の試算になりました。
しかし、次の車の返却時期は3年か5年後。
その時の下取り車がないので次も残価クレジットをするか、その時までに次の車の頭金を貯めておく必要があります。
乗りつぶそうと思う方や、通勤や長距離で乗られる方には勧められません。
なので我が家は、銀行ローンでの購入にしました。
気になる見積総額と下取り価格
エスクァイア ブラックテーラード
本体価格 3,119,600(税込み)
メーカーオプション
サイドエアバック 49,500
ETCセットアップ手数料 2,619
ナンバーフレームセット 6,710
デジタルインナーミラー 93,170
サイドバイザー 27,390
ナビ、モニター、ドライブレコーダーセット 570,354
合計722,353
その他、延長保証とメンテナンスパックや諸経費
合計359,270
全て入れると3,432,070円になりました。
そこから2台分の下取りは234万と値引が43万の値引で実際の支払額は143万になります。
最後に
車は絶対にセダン!!と昔から考えていたかもちゃんもついにファミリーカーのミニバンに乗り換えです。
今回は来年5月までに乗り換えないと嫁さんの通勤に使う車がない事と、予算が厳しい中で無理を言えるのがトヨタの営業マンだったので現行車での選択になりました。
商談中にトヨタの営業マンも「自動運転機能は日産のプロパイロットが優秀」と言っていました。
トヨタの見積を持って日産に行くことも考えたのですが、日産からすると他社にはない自動運転機能なので、値引の説得材料にはならないと感じたので辞めました。
現行車では、日産のセレナが一番オススメです。その次は予算がある方はアルファード。アルファードほど大きくなくてもいいという方はステップワゴンがオススメです。
まだ時間のある方は、来年の5月に発売予定の新型ノアや2022年には、新型アルファードやエルグランドが出てくる予定なので、LLクラスのミニバンを検討中の方は待った方がいいと思います。