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株価分析(設備工事)

北陸電気工事(1930)の株価分析と特徴【13年連続増配中の高配当銘柄】

北陸電気工事(1930)の株価分析と特徴をまとめていきます。

 

北陸電気工事を5つのポイントで説明

  • 北陸電力グループの電気設備サブコンで業界9位
  • 工事部門別売上の比率はバランスが取れているが東北電力の依存度は約40%と高い
  • 財務体質は健全で大手電気設備サブコン9社の平均を上回る
  • 24年度は配当維持の予想だが13年連続増配中
  • チャートは週足26MAを割り込んでいるので下落傾向

 

 

北陸電気工事の概要

北陸電気工事は、北陸電力グループの電気設備サブコンで業界9位の企業です。

 

サブコンとは

ゼネコンから設備工事の一部を請負う工事業者

 

北陸電力グループなので北陸3県にある9支社を中心に13事業所で事業を展開しています。

 

北陸地域以外には東京・大阪にも進出しています。

 

 

事業セグメント

北陸電気工事は、設備工事業の単一セグメントで成り立っています。

 

北陸電気工事の部門別売上構成比率(2024年3月期)

 

北陸電気工事の部門別売上の主力は、内線・空調管工事になり全体の63.4%を占めています。

 

2番目に大きいのが配電線工事で23.6%になっています。

 

北陸電気工事の得意先別売上構成比(2024年3月期)

 

北陸電気工事の得意先別売上構成比を見ると、主力は一般得意先で67.9%になります。

 

北陸電気工事の北陸電力グループへの依存度は約32.1%です。

 

電力系の電気設備サブコン9社の電力会社への依存度の平均は33.8%です。

 

北海電気工事の電力会社への依存度は、電力系の電気設備サブコン9社の中でもほぼ平均的です。

 

 

株価の推移

月足10年チャート

引用:株探

 

週足5年チャート

引用:株探

 

株価指標

  • PER:13.9
  • PBR:0.77

 

電力系の電気設備サブコン9社の平均PERが15.2倍、PBRが0.77倍です。

 

北陸電気工事の株価は、電力系の電気設備サブコン9社の中でも割安と判断されています。

 

チャート分析

月足10年チャートを見ると、月足移動平均線は全て上向きです。

 

週足5年チャートを見ると、26MAと52MAは上向きになっています。

 

13MAは下向きになっていて、直近の下値の目途は直近高値の1082円です。

 

週足26MAを割り込んでいるので、当面は下落傾向になっています。

 

 

業績と収益性の推移

売上高と営業利益

引用:株探

 

売上高の過去最高は2024年に533億円、営業利益の過去最高は2020年で47億円です。

 

25年3月期の実績は増収減益を予想しています。

 

経営効率

引用:株探

 

  • 営業利益率:5.42%
  • ROE:5.49%
  • ROA:3.67%
  • EPS:82.2円

 

ROEは10%以上、ROA5%以上あれば経営効率の優秀な企業の目安になります。

 

電力系の電気設備サブコン9社の平均ROE6.87%、ROA4.16%です。

 

北陸電気工事の経営効率は、平均的を下回る経営効率です。

 

電力系の電気設備サブコン9社の平均営業利益が6.42%です。

 

北陸電気工事の営業利益率は、平均的を下回る利益率です。

 

 

財務状況

引用:株探

 

  • 自己資本比率:66.7%
  • 有利子負債倍率:0.01倍

 

電力系の電気設備サブコン9社の自己資本比率の平均は61.9%、有利子負債倍率は0.15倍です。

 

これに対して、北陸電気工事は上回っているのでかなり優秀な財務基盤です。

 

電力系の電気設備サブコン9社の利益余剰金の平均は52.2%です。

 

また、総資産に対して30%以上が安心の目安と言われています。

 

北陸電気工事の利益剰余金は、総資産に対して57.5%となっています。

 

利益剰余金は増加傾向で、財務体質も健全なので本業が順調と言えます。

 

 

中期経営計画

北陸電気工事は、2024年度までの中期経営計画を発表しています。

 

業績目標

引用:北陸電気工事

 

新規事業、M&A等、海外事業への取組

  • フレキシブルソーラーパネルの販路開拓
  • 段階的なM&A等アライアンスの検討
  • 海外市場への展開(インドネシア)

 

 

配当金の推移と株主優待

配当金の推移

引用:バフェットコード

 

  • 配当金:40円(2025年3月期)
  • 配当利回:3.68%(2024年5月17日)
  • 配当性向:48.6%

 

北陸電気工事は、配当金について具体的には明言していません。

 

しかし、北陸電気工事の財務状況と剰余金比率はかなり健全です。

 

また13期連続増配をしている事実があるので、25年度の増配も期待出来ます。

 

今後の配当維持や増配余力に関しては問題ありません。

 

株主優待

残念ながら北陸電気工事は、株主優待の設定をしていませんでした。

 

 

まとめ

北陸電気工事を買うなら、1082円の節目で反発出来るかに注目

 

月足の移動平均線は全て上向きで、週足の移動平均線の26MAと52MAが上向きです。

 

しかし、週足13MAが下向きになっていてチャートは週足26MAを割り込んでいます。

 

このことから当面は下落傾向になっていると考えられます。

 

北陸電気工事の経営効率は、電気設備サブコン9社の平均を下回ります。

 

また営業利益率も電力系の電気設備サブコン9社の中で一番低いの利益率です。

 

財務体質はかなり健全で、電力系の電気設備サブコン9社の平均を上回ります。

 

株主還元についての明言はしていませんが、13年連続増配をしている高配当銘柄です。

 

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