株価分析(橋梁)

川田テクノロジーズ(3443)の株価を分析【バリュー銘柄】

川田テクノロジーズ(3443)の株価を分析していきます。

 

川田テクノロジーズを5つのポイントで説明

  • 橋梁専業メーカーとして国内第2位、主力事業は鋼橋や建築鉄骨の鉄構事業
  • 今後は大規模修繕工事の受注とソリューション事業の成長に注目
  • 経営効率は大手橋梁専業メーカー3社の平均を下回る
  • 直近10年の配当は記念配当分の減配もあるが右肩上がりに増配中
  • 株価は底打ち出来るかに注目

 

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川田テクノロジーズの概要

川田テクノロジーズは、橋梁専業メーカーとして国内第2位の企業です。

 

橋梁の中でも鋼橋と言う、主要部に鋼が使用されている橋に強みを持っています。

 

川田テクノロジーズ自体は、KTI川田グループの持株会社になります。

 

KTI川田グループは、鋼製橋梁、PC橋梁、建築鉄骨、一般建築・システム建築、土木建設関連ソフトウェア開発などの事業を経営する企業集団です。

 

橋梁や建築事業が主力事業ですが、新しい事業分野でも積極的な展開を行っています。

 

実際に、ヒューマノイドロボットの開発やロボティクス技術や航空機事業にも挑戦しています。

 

鉄骨生産量日本一

川田工業の鉄骨生産量は日本一を誇ります。

 

生産拠点は、富山工場、栃木工場、四国工場の3工場です。

 

全ての工場が国内最高水準のSグレードの大臣認定を受けています。

 

鋼構造物と複合構造物の安定した生産と供給を行っています。

 

各工場の特徴

  • 富山工場:橋梁、鉄骨、プレビーム(合成桁)、SCデッキ(鋼・コンクリート合成床版)、その他鋼構造物
  • 栃木工場:超高層ビル、ドーム施設など多岐にわたる建築鉄骨、粘性制振壁
  • 四国工場:大型橋梁、ビル鉄骨およびその他鋼構造物

 

人型工業用ロボット「NEXTAGE」

引用:川田テクノロジーズ

 

「NEXTAGE」は、人のパートナーとして様々な作業を行う、汎用性の高いヒト型ロボットです。

 

この「NEXTAGE」を世界最大の貨幣処理機メーカーである、グローリーの埼玉工場に納入しました。

 

これにより世界で初めて人と複数のロボットが組み立て作業を連携しています。

 

この「NEXTAGE」は、製品の種類による様々な工程が必要となる多品種少量生産に役立ちます。


電子・電気部品業界、自動車業界、化粧品業界、食品業界などの
あらゆる業務の自動化に貢献出来ます。

 

 

事業セグメント

引用:川田テクノロジーズ

 

川田テクノロジーズは、主に5つの事業から成り立っています。

  • 鉄構事業:鋼橋及び建築鉄骨の設計・製作・架設据付
  • 土木事業:PC橋梁、プレビーム橋梁の設計・製作・架設据付及び橋梁保全工事の請負
  • 建築事業:一般建築及びシステム建築の設計・工事請負
  • ソリューション事業:ソフトウェアの開発・販売及び次世代型産業用ロボットの製造・販売
  • その他事業:航空、不動産売買・賃貸に関する事業等

 

川田テクノロジーズのセグメント別売上構成比率(2022年3月)

 

売上高の主軸は、鉄構事業になり全体の47.6%を占めています。

 

2番目に大きい事業は、土木事業になっています。

 

この事から分かるように、川田テクノロジーズは鉄構・土木事業が中核事業になっています。

 

川田テクノロジーズの利益構成比率(2022年3月)

 

利益の主軸も鉄構事業で59.5%で、土木事業を含めた橋梁事業は全体の85.6%になります。

 

ここで注目したいのが、ソリューション事業です。

 

このソリューション事業は利益構成比の13.7%を占めていて、利益率が22.3%もあります。

 

今後はこのソリューション事業の成長にも注目していきたいです。

 

 

株価の推移

月足10年チャート

引用:株探

 

週足5年チャート

川田

引用:株探

 

株価指標

  • PER:7.6
  • PBR:0.3

 

時価総額200億円以上の橋梁専業メーカー3社の平均PERが7.5倍、PBRが0.57倍になります。

 

この事を考えると割安と判断されています。

 

チャート分析

月足10年チャートを見ると、株価は2019年から右肩下がりに下落しています。

 

月足移動平均線は全て下向きでローソク足も12MAを割り込んでいます。

 

週足5年チャートを見ると4000円付近に節目があることが分かります。

 

直近2年は、節目の4000円を超えると売られる傾向にあります。

 

週足移動平均線は3本共下向きなので下落傾向にあります。

 

しかし、ローソク足は13MAと26MAより上にいるので底打ちするかに注目です。

 

 

業績と収益性の推移

売上高と営業利益

引用:株探

 

売上高の過去最高は2002年に1277億円、営業利益の過去最高は2020年の67億円です。

 

23年3月期は増収減益を予想しています。

 

要因は、主力の鉄講・土木事業で竣工を迎える大型工事が少ない事と原材料の高騰です。

 

経営効率

引用:株探

 

  • 営業利益率:3.45%
  • ROE:3.94
  • ROA:2.10%
  • EPS:478.4

 

大手橋梁専業メーカー4社の平均ROE8.39%、ROA4.58%になります。

 

経営効率は平均を大きく下回る企業になります。

 

大手橋梁専業メーカー4社の平均営業利益が8.02%なので、平均を大きく下回る利益率です。

 

 

財務状況

引用:株探

 

  • 自己資本比率:53.2
  • 有利子負債倍率:0.30倍

 

大手橋梁専業メーカー4社の自己資本比率の平均が56.2%なので、ほぼ平均的な自己資本比率です。

 

大手橋梁専業メーカー4社の有利子負債倍率の平均が0.17倍なので、平均を上回る有利子負債倍率です。

 

また利益剰余金の安心できる目安は、総資産に対して30%以上です。

 

剰余金は増加傾向で、総資産に対して38.7%もあります。

 

この事から、川田テクノロジーズの財務体質的にはかなり健全な企業と言う事が分かります。

 

 

中期経営計画

川田テクノロジーズは、2023年3月期までの中期経営計画を発表しています。

 

事業方針

引用:川田テクノロジーズ

 

大規模更新・大規模修繕の市場規模

引用:川田テクノロジーズ

 

経営数値目標

引用:川田テクノロジーズ

 

第二次中期経営計画の最終年度は23年3月期になります。

 

現状、営業利益と自己資本比率は達成見込みですが、売上高の達成は厳しい状況です。

 

資本政策と株主還元方針

引用:川田テクノロジーズ

 

 

配当金の推移と株主優待

配当金の推移

引用:バフェットコード

 

  • 配当金:80円(2023年3月期)
  • 配当利回:2.19%(2022年7月15日)
  • 配当性向:16.7%

 

川田テクノロジーズの配当金の推移は、減配を2度していますが右肩上がり増配しています。

 

この2度の減配は、記念配当の20円が含まれています。

 

記念配当の維持をしなかったのは残念です。

 

しかし、配当性向の余力と優良な財務体質を見ても今後も安定した配当や増配を期待出来ます。

 

株主優待

残念ながら川田テクノロジーズは、株主優待の設定をしていませんでした。

 

 

まとめ

川田テクノロジーズを買うなら、株価4000円を超えて底打ちしたのを確認してから買いたい。

 

チャートを見ると4000円付近が直近2年の節目になっていました。

 

事業内容は、橋梁専業メーカーなので新設の橋梁需要に左右されます。

 

しかし、新設の橋梁工事の需要は中長期的にも減少傾向です。

 

今後は、高速道路会社の補修や修繕工事の需要をいかに取り込むかに注目です。

 

川田テクノロジーズは他の大手橋梁専業メーカーとは異なり、様々な事業を展開しています。

 

特にソリューション事業は、22年3月期より報告セグメントになりました。

 

ソリューション事業の売上と利益は成長しているので、今後の成長に注目です。

 

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